ダンベルで腕の周りに筋肉をつけて、代謝をあげてダイエットしましょうという考えは、危険なダイエットです。ダイエットで部分的に痩せる方法はありませんのでここの部分も理解しましょう。トレーニングで直ぐに重たいものを持つ感覚はもうやめましょう。
ダンベル体操で筋肉は増えません
ジムのトレーニングコーナーに行くと、ついつい重たいものをもつと筋肉が増えていきそうなイメージがありますね。
一時期、ダンベルを使ったダイエット方法が話題になりました。
ダンベルを持ったきれいなお姉さんの写真がトップページに掲載されているものです。
ダンベルで腕の筋力をつけて、代謝を上げてダイエットする方法です。
実際に画像から判断して、ダンベルの重さは1kg~1.5kgではないかと思います。
これくらいの重さで、筋力を増やすことは、はっきりいってできないといいます。
筋力が増えるためには、その人がもつ「最大筋力」の30%以上を持ち上げることで筋肉が増えます。
そうすると、女性としては、最大筋力が20kgとして、6kg以上のダンベルを持たないと増えないということです。
どう考えても無理ですよね。
肩とか肘とか手首の関節を、痛めてしまいますよね。
実際に軽いダンベルをもってダンベル体操を行ってみました。
やはり、無理があります。
肘関節は「曲げる」「伸ばす」という一方向だけの動きです。
これに肩関節を使って、回すという動きが加わると、遠心力プラスダンベルの重量で、負担はさらに強くなって、故障の原因になってしまいます。
ダンベル・ダイエットという、一見重いものを持って運動すれば、運動量が多くなって、痩せたような感覚になりますからね。
ウエイトトレーニングで筋肉を増やすのであれば、最大筋力の30%以上を負荷にしない筋肉は増えませんということです。
そこで、そんなに重いものを持たなくても、十分に胸の筋力アップで驚きのバストアップが可能ですよ。
胸のストレッチでバストアップ
ストレッチでバストアップは大変効果的です。
何も意識しないと、自然に背中は猫背になっていきます。
アスリートの背中が真っすぐになっているのは、常に意識して訓練をしているからです。
しっかりと大胸筋を伸ばすことで、胸の筋肉を上方向におしあげることができるストレッチを・・・。
これは、いつものホットヨガのレッスンで行うポーズです。
胸のストレッチのやり方
①まず胸の筋肉をしっかり縮めながら、両手を顔の前で合わせてください。
②両腕を左右に大きく開き、肘を90度の角度まで曲げながら、手を上にあげていきます。
③②の状態から、さらに腕を後方にそらし、背中に力を入れ、胸の筋肉を伸ばします。このあと、①の姿勢にもどしていきます。
大胸筋をしっかり収縮させて、このとき背中の筋肉がストレッチされています。
この状態をそれぞれ10秒間維持してください。
①両手を顔の前で合わせる
②両腕を左右に開き、肘を90度に。
③腕を後方にそらす
ホットヨガで早く痩せる方法? 筋肉をケアーすれば変わる!
社内でできる秘密の特訓
胸のストレッチがバストアップに効果的なのは、縮んだ筋肉を柔らかくするためです。
バストアップに成功するためには、胸の筋肉を柔軟にして筋力をつけることです。
そこでお勧めするのが、椅子に座ったままで、テコの原理を使った次のトレーニングです。
仕事や家事の合間にも簡単にできるトレーニング。
7秒間だけ、腕の力と膝のちからの反発運動とでもいいましょうか。
これだけで、驚くほどの効果があらわれます。
①姿勢はあまりまっすぐにせず、背中に力がはいらないようにリラックスして椅子に腰かけてください。両手で膝を外側からはさむように持ちます。
イラスト①
②胸の筋肉にしっかり力を入れて、膝を内側に押し込むように意識します。逆に、足は膝を外側に広げるように力を加えていきます。このとき7秒かけてゆっくり膝を広げます。
イラスト②
スタイルのいい友達と仲良く
わたしの場合は、ホットヨガでお世話になっている先生が、ダイエットやスリムになるスタイルなどをことあるごとに教えてくださいます。
今回のバストアップなどの記事も、ホットヨガの先生が教えてくださったものです。
わたしと同じようなスタイルの人は、おなじような生活習慣をもっていることが多いと思います。
「痩せたい」と願っても、ひとりだけ違うことはしにくいし、周りから誘惑が多すぎて、なかなか「太る習慣」から抜け出すことは難しいことです。
そこで、スタイルのいい友達をもつことが、自然と痩せることになるので、スタイルのいい相手を友だちに持ちましょう。
その人のまねをすることで、体型を保つためによい習慣を身につけるようになります。
いままでの友人に比べて、手厳しいことをいってくれる友人であればうれしいことです。
どんどんダメ出しをしてもらえば、やせる習慣にそった生活になっていきます。
彼女といると、いい習慣がついてラッキー、とポジティブに思うようにすることが大事です。
精神的に前向きで、いつでも元気がわいてくる相手が最高ですね。
ダンベル・ダイエットの大誤解!! まとめ
ダンベル・ダイエットで否定的なことを書いてしまったので、後半は元気が出るような記事にしました。
いい友達と巡りあうのもダイエットをするうえで、とても大切なことです。また、記事に寄ってくださいね。
「忙しい」という人は太る