黄砂の時期はいつも不安がどこかにつきまといます。毎年のようにあなたの身体にイタズラする中国の黄砂。とくに九州地方は慣れているとはいっても黄砂の時期は不安がましますよね。スギ花粉や黄砂やPM2.5やまだまだ止まないインフルエンザと、怖いことばかりとなりました。そこで、黄砂の時期はいつまでつづくのか、いつごろ終わるのでしょう。気になる病気の予防は！細かく調べてみました。
黄砂の原因は万里の長城だと？
東京大学名誉教授の養老孟司さんが一説を唱えています。
北京は黄塵万丈、砂が飛ぶ。どうしてこんなことになってしまったのか？
それは2000年以上も前に中国は万里の長城を築いています。
万里の長城はレンガを焼いてつくられました。
2000年も前にそのような大量のレンガづくりには、大量の森林を伐採したに違いありません。
そして秦の始皇帝は兵馬俑をつくっています。
お墓の周りに1000単位の人間と馬などの等身大の焼きものです。
これも森林伐採で山はすべてが坊主になったことでしょう。
中国すべてが荒れ地に変わってしまった。
黄塵万丈になって当たり前です。
黄河というのは中国人がつくったのではないかという気がします。
と、養老孟司さんはおっしゃってます。
万里の長城のレンガの量は遠く宇宙からもみることができるといいますからね。
黄砂は中国のどこで発生するのですか？
黄砂は、タクラマカン砂漠（中国西部）やゴビ砂漠（中国北部）、さらに、中国中央部の黄土高原などを襲う砂嵐（砂塵嵐）。
この砂塵が大気中に巻き上げられ、そして偏西風に乗って日本の上空にやってきます。
黄砂の時期とピーク
気象庁の発表によりますと黄砂は、1年中飛散しているといいます。
主に2月から5月に飛来量が多くなることで、注意を促しています。
今年のピークは4月頃といわれています。
気になる”黄砂ぜんそく”に注意！
黄砂の時期は、ぜんそくの兆候がみられる人や”ぜんそく”といわれている人は、特に注意しましょう。
子どもさんの”ぜんそく”で入院が増えると言われています。
＜お家でできる予防＞
・洗濯物は屋外に干さないで室内にする。
・外からの空気を直接いれないように、なるべく窓を開けない。
＜外出時にする予防＞
・マスク（目の細かいもの）をする。
・外出先から帰ったら、玄関前で必ず服に付着した黄砂をはたく。
黄砂ぜんそく、A型肝炎、潜む”病気の罠”に注意
今年は例年にない寒波が日本を襲いました。
寒い冬からやっと暖かくなるホッとする季節の到来で、なにかと新しい生活が始まり、そして環境も新しくなったりと･･･。そんなとき、意外な病気の罠が潜んでいることも･･･。
つい最近も、インフルエンザの流行が一段落したのにまだ風邪が治らないという人がいて、3〜4月には意外とこのような人が多いですよね。
寒暖の差から体調を崩すだけでなく、中国大陸から黄砂が飛んできて、せきが止まらない黄砂ぜんそくの人も。
この黄砂ぜんそくおなる黄砂の粒子は、この時期に発生する、スギ花粉の粒子より細かい粒子だといいます。
この細かい黄砂の粒子とスギ花粉がダブルパンチであなたの身体を襲ってきます。
＜ここで注意しておきたいのが、“薬の飲み方”です。＞
朝起きて、泣きたくなるほどくしゃみが止まらない”モーニングアタック”の症状を起こさないためには、症状が始まってから薬を飲むのでは遅く、『夜寝る前に薬を飲む』と、薬が効いて朝の目覚めもよくなります。
痛風も出てきます
4〜5月、新入社員の歓送迎会や毎年恒例のお花見など、豪華なお食事が並んで、おいしいものを食べ過ぎたり、お酒を飲んだりと、結構身体は危険信号をならしています。
仕事に追われて、毎晩のように接待とう飲み会が続いていったときに。
足の親指の付け根に『痛い！』と激痛が･･･。
靴を履くのもしんどい痛みの原因は『痛風』の発作ということです。
後になって反省してみると、得意先との会合が毎晩のように続き、深酒することが多かったという。
『痛風』は贅沢な食事によって発生する病気といわれ、肉など高タンパクの食事を好みます。
一見、肥満気味でお酒が好きな人がかかりやすい病気です。
痛風の原因は、血中の尿酸値が高いのが原因。
過剰な飲酒は避けていきましょう。そしてバランスの摂れた食事をすることも忘れないで･･･。
痛風になった人は、過激な運動は避けた方がいいでしょうね。
激しい運動をすると、かえって尿酸値が上がりますからね。
尿酸値とは
健康診断や人間ドックの検査結果に、痛風の原因である尿酸の血液中の濃度が記されています。
「尿酸値」や「血清尿酸値」という欄です。男女ともにこの値が7.0mg/dL以内が好ましいとされています。
この数値を超えると異常で、高尿酸血症という病名がつきます。男性では3.8～7.5mg/dL、女性で2.4～5.8mg/dLと参考値が記載されています。参考程度に留めておきましょう。
A型肝炎も増えます
A型肝炎とは、A型肝炎ウイルスによる感染症です。
衛生環境がよくない地域でみられます。
上下水道の整備されていない衛生状態の悪い地域などで感染する病気です。
感染経路は、 経口感染です。
3〜4月は、仲間や会社の仲間で、バーベキュー大会などで魚介類を食べます。
そのとき、しっかり加熱して食べるようにすることです。
とくに注意して欲しいのが、海外旅行でのフルーツや氷入りのジュースにも注意が必要です。
A型肝炎は、加熱が不十分な食べもに多く潜んでいて、それを食べることで感染してしまいます。そして感染したウイルスは、潜伏期間が2〜7週間と長いので、原因が何からきてるのかわからないまま、下痢や嘔吐、高熱が出てしまいます。
ほかにも注意したいのは、ストレス
黄砂の影響ではないのでしょうが、新しい環境の変化で緊張が続いてばかりで、ストレスの症状で頭痛を引き起こします。
吐き気や眠気、むくみといった症状とまではいかなくても少し感じるところがあれば、ストレッチなど軽い運動をすることも大事です。
”からだ”全体を解放するストレッチは、ストレスや痛風には効果が大きいと思います。
会社でも5分でもかいいので、インナーマッスルを刺激しましょう。
毎日の重ねは、身体に明るさとリズムを取り戻してくれます。
何もしないでいると、真っすぐに手を伸ばすことも出来なくなります。
右手を上げても肘が曲がっていることが。
何もしないでいると、脚が曲がってしまっている。
両方の膝がくっつかない、O脚になっていた。まさか自分がO脚になってるなんて･･･。
ハイヒールなんていつの間にか履けなくなっていることに気づかずに･･･。
5分のストレッチ運動で、スリムな素敵な身体に変身しましょう。
