女性が痩せたいと思う場所は、下半身とウエストに集中しています。ところがこれらの部分は最も痩せにくい場所といわれていて困難極まりない場所です。これらの部分の内臓脂肪と合わせてスッキリ運動によって取り除く方法をどうしたら内臓脂肪が減らせるか記事にしてみました。
ウエスト痩せが一番難しい?
ウエストの部分には三つの脂肪層が重なっています。
もっと細かく言えば、表面のセルライト、皮下脂肪、妊娠脂肪、内臓脂肪という脂肪の塊となっているのがわかります。
それに加えて、個人差はありますが下着によってお肉が垂れてしまったり、ウエストが太くなったり、内臓下垂になったりとウエスト部分に問題が重なります。
内臓脂肪と皮下脂肪の違い
肥満には良い肥満(皮下脂肪型)と悪い肥満(内臓脂肪型)があります。
内臓脂肪は、病気を引き起こすといった悪さをしますが、意外と改善しやすい脂肪といわれてます。
内臓脂肪は、分解・合成というサイクルを繰り返して遊離脂肪酸をどんどん放出していきます。
このとき、適度な運動を行っていれば、遊離脂肪酸は運動のエネルギーとsて使用されます。
もし使用されなければ、門脈という腸管と肝臓をつなぐ血管から肝臓の中へと入り込んでいきます。このとき内臓脂肪はどんどん減少していきます。
皮下脂肪は、内臓脂肪に比べて分解は遅いものの、内臓脂肪からの遊離脂肪酸の供給がなければ激増していくことはありません。
つまり、内臓脂肪対策を行えば、皮下脂肪も溜まりづらいということになります。
リンパの流れを促せば内臓脂肪は溜まらない
結論から先にいいますと、リンパの流れが滞らなければ脂肪は付きにくくなります。
そしてリンパの流れを改善すれば内臓脂肪はミルミル落ちていきます。
それは「リンパの流れがスムーズ」とうことが、カラダの代謝が活発であることを意味するからです。
特に、さきほどから申してますように内臓脂肪は分解と合成が活発に行われる場所です。
リンパの流れを良くしていけば組織間の老廃物の処理が促され、代謝が活発になるだけでなく、内臓脂肪を分解したときのコレステロールなどを処理しやすくします。
リンパの流れが内臓の調子を左右してる
肥満が病気を引き起こすことはよく知られています。
高血圧や糖尿病、虚血性心疾患など数え上げればキリがありません。
これらはリンパの流れを解消し、内臓脂肪をからだから追い出し、セルライトや皮下脂肪が減少していけば、かなりのリスクが減っていきます。
よく普段から「なんとなく調子が悪い」「便の出がすっきりしない」「生理が安定しない」「いつも胃が疲れている」といったことを感じている人は、リンパの流れがこれらの問題を引き起こしているのです。
リンパが滞ると、リンパ液に含まれる老廃物が内臓の働きを低下させてしまいます。
内臓脂肪が増えていくことによって、内臓に圧力をかけ続けるようになります。内臓は皮膚以上に自律神経に支配されていますから、皮膚に圧力をかけ続けて自律神経バランスが崩れるなら、内臓は皮膚以上にバランスが崩れるのです。
ですから、リンパの流れはとても重要になってきます。
リンパの流れを確認!
では、リンパの流れはいったいどのように流れているのか確認していきましょう。
まず、リンパの流れは静脈と同じように浅い部分を流れるリンパ管とカラダの深い部分を流れるリンパ管の二種類とされています。
浅リンパ管は浅筋膜の上をおおよそ皮下静脈と同じ方向に流れていき、この部分で流れが滞ると、セルライトや皮下脂肪が付きやすくなっていきます。
深リンパ管は、血管に伴って、同じ方向に向かいながら流れていきます。また、途中で枝分かれしたかと思えばまた一緒になるなど、編み目のようになって血管を取り巻いているといった特徴があります。
ここの部分で流れが滞ると内臓脂肪が付いてしまうことになります。
内臓脂肪を減らすには?
せっかくリンパの流れを改善して脂肪が燃焼しやすくなっても、実際に脂肪を使わなければ効果は大きく期待できません。
一般に脂肪を燃焼させるためには、有酸素運動を20分以上行わないと脂肪は燃焼しないといいます。
スローのジョギングで結構ですから1時間の有酸素運動をして、内臓脂肪をへらしましょう。
以前の記事にもしましたが、スピードは必要ありません。
じっくりと内臓脂肪を燃やし続けるには歩くよりも少し早く、少し疲れる程度で毎日1時間のジョグで4週間つづければ2kgの内臓脂肪は必ず落とせます。
ランニングのスピードを競うものではありません。
あくまで内臓脂肪を減らすための運動です。
最初はこのように内臓脂肪を減らす運動からジョギングをはじめていきます。
そしていtの間にか習慣となって、マラソンランナーへと変身していく人たちがほとんどです。
スポーツのはじめのきっかけは内臓脂肪を落とすのが始まりです。
内臓脂肪を減らすには運動が解決! まとめ
内臓脂肪は軽い運動で直ぐにおちていきます。
何も考えなくて結構です。
毎日、1時間程度、軽いジョギングで健康を取り戻しましょう。