内臓脂肪や皮下脂肪を効果的に解消するためにはいくつかの方法があります。まず、リンパの流れを改善し脂肪代謝を促すことです。次に適切な運動を行い脂肪を燃焼させることです。そして脂肪を溜め込まない正しい食事に切り替えることです。この正しい食事の摂り方てゃいったいどんな食事なのか・・・?
正しい食事をすればリバウンドしにくい
一般的にダイエットと言えば、非常に偏った食事になることが多く見られます。いわゆる単品ダイエットがその最たるものです。
バナナダイエット、リンゴダイエットといえば、三食りんごだけで一週間も続けてしまうとか、りんごが駄目ならゆで卵で再チャレンジすると言った話よく聞きますよね。
単品の食事では十分な栄養を補うことができませんから、再び普通の食事に戻した途端に、カラダは「いつ今度は食事にありつけるか分からない」と判断して、吸収効率が極端に作動して吸収効率が上がってしまいます。
それでなくても単品ダイエットをした場合、筋肉が落ちてしまい代謝が落ちていますから、カラダは食事をどんどん脂肪として溜め込んでしまいます。
他にも間違った食事の方法として、特定の栄養素を完全に絶ってしまおうとする方法です。
このように間違った食事の摂り方は、痩せにくくしてリバウンドしやすくなります。そしてカラダの機能を損ないます。
ときには摂取障害に陥り命を危険に晒してしまうこともありますから、一日三食バランス良く食事を摂るように心がけることが大切です。
特に内臓脂肪を追い出すときに頭に入れてほしい三つのポイントを紹介していきまよう。
内臓脂肪対策として「持ち込まない・増やさない・排出させる」という方法です。
脂肪を持ち込まない
脂肪分を持ち込ませないようにするために脂肪分をカットする方法は、できる範囲で行うようにしたほうがいいと言われます。
日本人の欠点ですけど完璧を追求しすぎることが多いようで・・・。
脂肪分を完全にカットしてしまうことはカラダにあまりよくありません。
脂肪分、特にコレステロールが多い食事を続けていくと、次第に脂肪代謝のサイクルが崩れてしまい、特に肝臓でのコレステロールの産生が非常に増えてしまうことになります。
内臓脂肪が目立ち始めた方やウエストにくびれがない方は、コレステロールが増えやすくなっている可能性がありますから、食事のときに次のことに気を付けるようにしてみましょう。
1.お肉の脂身はカットする
2.食物繊維の摂取を心がける
3.甘い物は控える
4.油で揚げたお菓子は控える
5.アルコールはほどほどにする
6.食事の後にはお茶を飲む
内臓脂肪は増やさない
脂肪が増えていくのは、大半は夜間に作られているのです。
できることなら夜の食事の量を控えるのがいい方法と言われます。
独身の方は、夜の食事はできるだけ軽く抑えることはできるでしょう。
ところが、家庭持ちの方は、夜の食事は家族とのコミュニケーションの場となっていますから少し大変ですね。
そこで、次のようなことに気を使いながらコレステロールの合成を抑えてみましょう。
1.夜八時までに食事を済ませる
2.夜は甘い物を食べない
3.食後散歩を行う
4.特に夜はよく噛んで食べる
5.食物繊維は多めにとる
6.夜十時には就寝する
夜間に肝臓のコレステロールの合成が行われるのですから、原料となるものをなるべく減らせば良いのですが、よく噛んで食べると、早いうちに満腹中枢が働き、食べ過ぎを防止してくれます。そして重要なことは早めに寝ること。
簡単なこれを行うと脂肪の代謝が促されるのです。
脂肪代謝を促してくれるのは成長ホルモンです。私たちが成長期のときは、身長を伸ばしてくれるなどの働きがありますが、成長期を過ぎると分泌量が減少し、脂肪代謝に関与してきます。この成長ホルモンの分泌が多くなるのが睡眠時なのです。
脂肪を排出させる
溜まってしまった脂肪は、胆汁酸を多く出す食事をすれば、コレステロールの排出に直接つながります。
胆汁酸の分泌を多くするには便秘を解消するのがもっとも近道を言えます。胆汁酸は脂肪という脂を乳化させて小腸からの吸収を助ける役割がありますから、便秘がよくなると、胆汁の分泌を増やさないと脂肪の吸収ができなくなります。
そこで登場するのが食物繊維です。
食物繊維を楽して摂るための方法は、
1.海藻をよく摂る
2.精製度の低い穀類を食べる
3.野菜は湯掻いて食べる
海藻は、それ自体のカロリーは非常に低いです。
コレステロールの排泄にも効果があるのでお勧めです。
茹で過ぎはよくありませんから、茹で過ぎないように調理しましょう。
そして日本人が大好きなお茶
日本人ほどお茶好きな国民は他にいないのではないでしょうか。
お茶の作用の一部を紹介します。
1.腸内環境を良くする
2.血圧を一定に保つ
3.口臭を抑制する
4.虫歯を予防する
5.胃潰瘍の改善や予防
6.ウイルス感染を予防する
7.抗アレルギー作用
8.活性酸素を抑える
9.ガンの発生を抑制する
10.中性脂肪の分解作用
11.脂肪の吸収抑制作用
12.コレステロールの上昇を抑える
このような効果が確かめられています。
ただし、ペットボトルのお茶はあまり効果がありません。
内臓脂肪の落とし方と正しい食事で・・・まとめ
ペットボトルのお茶は飲みやすさを重視しているため、渋味を感じるタンニン酸が特に薄くなっています。
できればお茶を飲むのであれば、面倒かもしれませんが茶葉からいれて飲むようにしてください。