胃腸の調子が気になる人はちょっと気にして胃腸の調子を整える食べ物を摂るようにしたほうがいいのかも。胃腸を正常に保つためには、バランスのよい食事はもちろんのことですが、胃に負担を与えない方法を知ることで「ぐん」と健康に近づくことができます。6つのポイントで胃腸を改善していきましょう。
胃が疲れているときに摂ってはいけないもの
最近なんだかやけに肌荒れがひどい、体がだるくなる。
といったことありませんか?
それらの原因はもしかしたら、胃腸の疲れからくるものかもしれません。
このほかにも胃腸が疲れていると、唇が乾燥して荒れたり、下痢になりやすくなったり、肩こりになったりします。
そんなときは胃の消化機能は落ちているので、脂っぽいものやかたいものなど、消化しにくい食べ物はできるだけ食べないようにしたほうがカラダにはいいようです。
また、塩辛や漬け物など塩分を含むもの、お菓子などの甘い物、カレーなどの辛いものも胃液の分泌を高めてしまいますので、胃腸のためには控えたほうがいいですね。
断食せずに胃腸をリセットする方法
胃のリセットのために断食するといっても、丸一日食事をまったくしないというのもツラいものがあります。
そこで、胃をリセットするのではなく、上手に休ませて回復する方法は。
まず、朝の4時からお昼の12時までは内臓が休みやすい時間といわれているので、食事は摂らないようにします。
動きが鈍い時間は働くのを休ませて、効率的に回復させていきます。
次に、夕食は量を減らすのではなく消化に良い食べ物を選びます。
うどん、豆腐、白身魚などお勧めです。
これを1日行うだけで、胃腸がすっきりするのを実感できると思います。
ほんのちょっと1日だけの我慢です。
胃腸点のツボで胃腸の疲労回復
これから暑い夏の日がやってきます。
夏の暑い日は体力的にも身体が悲鳴を上げて、胃の働きも低下してしまいます。
そこに栄養も与えず、温度差の激しい冷たいものばかりを放り込んでいたら、胃は悲鳴をあげて働きがにぶり、胃痛や下痢といった症状になってしまいます。
そんな厚さや冷たい飲料で突かれた胃腸を元気にするツボが、手のひらの真ん中と手首の中間にある「胃腸点」。
暴飲暴食や胃痛、胸やけ、下痢など消化系の不調に効果を発揮するツボで、食事抑制にも効果があります。
胃の不調を感じたら、胃腸点を10秒押し揉むそして5秒離すという動きを3回ほど繰り返しましょう。疲労回復のツボですから。
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食べ過ぎには食後にカフェイン
スムーズな消化をおこなうためには、胃の消化液に含まれる胃酸と消化酵素の働きが大事だといわれています。
胃酸には雑菌を殺し、たんぱく質を分解し、ミネラルを吸収する働きがあります。一方、消化酵素は消化を助ける働きがあり、タンパク質にはペプシン、脂質にはリパーゼというように、それぞれ必要な消化酵素が異なります。
暴飲暴食をした後に胃もたれや胸やけになるのは、食事の量に対して胃の消化液が足りずに消化不全をおこしているためです。
そんなときは、胃酸の分泌を高めて消化を助けてくれるカフェインや甘いものを食後に口にすると効果的です。
胃腸にやさしい薬膳を食べて回復
薬膳は健康を保ち、病気の予防や治療回復に効果的な漢方薬の効能をもつ食材を使った料理です。
食材の中には胃の働きを助けてくれる効果をもつものがあります。
具体的にあげていきますと、キャベツ、陳皮、なつめ、ハト麦、きのこ、ニンジン、大根、トマト、オクラ、らっきょう、玉ねぎ、春菊、冬瓜、きゅうり、ローズ、レモングラス、ミント、サンザシなどなどです。
ただ、これらの食材を消化しにくいまま補給しても意味がありません。
鍋や煮物にして食材をなるべく柔らかく煮込んで、消化しやすい状態でいただくとより効果的です。
クエン酸の多い食べ物を豚肉と一緒に
豚肉はお肉の中でも疲労回復に良い食べ物といわれています。
とはいっても、豚肉だけを食べるのはむしろ逆効果になってしまい、かえって胃を弱らせることにもなりかねないのです。
豚肉に含まれる疲労回復効果のあるビタミンB1を上手に引き出すためには、クエン酸を同時に摂取するといいといわれています。
クエン酸は柑橘類であるレモン・みかん・グループフルーツなどのほかに、キウイ・トマト・梅・酢なども多く含まれています。
豚肉とクエン酸を一緒に摂るためには、豚肉料理にフルーツジュースをあわせたり、酢の物をあわせたりするのがおすすめです。
胃腸の調子を整える食べ物に漢方も・・・まとめ
胃腸の調子を悪くしている人は、神経質な人みたいに思われていますが、実はそうではなくて胃腸の疲労が原因ということになりますね。
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