睡眠時間が40代で1日8時間というのは、統計から出された平均的な睡眠時間にすぎません。医学的根拠はどこにもないようです。ベストな睡眠時間はと言っても個人差は大きい。睡眠は「量」より「質」が大切という人もあったりと一概には言い難い。そんな睡眠時間にダイエットのマル秘対処方が・・・。
睡眠時間は7時間目安がベスト
脳には脳の睡眠である「ノンレム睡眠」というものがあるらしい。
その睡眠は長時間の睡眠時間の人も短時間睡眠の人とも変わりはないという報告もされています。
それでは、無防備に長時間の睡眠時間のままで40代女性は不安を感じないのでしょうか?
そこで気になるある調査結果が出ています。
睡眠が短い人ほど太りやすいことが判明!!
できれば1日7時間は眠るようにした方がベストだと。
ダイエットを成功に導くためには、まず痩せることよりもぐっすり眠ることを目指したほうが賢明だといいます。
それは、人間が眠っているとき、脂肪を分解する作用のある成長ホルモンが分泌されるためで、しっかり睡眠をとった場合、それだけで約300キロカロリーもの脂肪が消費されているといいます。
普段7時間眠っている人に比べて、5時間睡眠の人は52%、4時間睡眠の人は73%も肥満になる確率が高くなるともいわれています。
女性のダイエットに与える影響は大きいようですね。
毎日眠るだけで痩せられる?
それは食欲をコントロールしている2つのホルモン「グレリン」と「レプチン」のバランスを保つことで痩せることができるといいます。
食欲中枢を刺激する「グレリン」。
それとは逆の満腹感を感じる「レプチン」。
この2つのホルモンのバランスを保つことがダイエットの秘訣というわけです。
実は、最近の研究で睡眠時間が短い人ほどグレリンの分泌が多く、レプチンの分泌が少なくなることがわかってきています。
つまり、毎日よく眠っている人ほど、たべすぎず、痩せやすいということです。安眠とダイエットは密接に結びついているようです。
ハーブの香りで良質な睡眠を!
起きている時間が長いと食欲が増進する?
それとも毎日早寝早起きで痩せ体質になる?
実は人間は起きている時間が長くなると「グレリン」が分泌され、食欲が増進されてしまうことがわかりました。
一見、ダイエットとは無関係に思えるかもしれませんが、安眠効果のあるハーブティーを飲んだり、枕元にハーブの香りがするものを置いたりすることが、長い目で見ればあなたのダイエットを助けてくれることになりますよ。
就寝1時間前の入浴で「深部体温」を下げよう
カラダの内部の温度を下げると眠くなる習性を利用して眠りに就き痩せホルモンを分泌!
通称「瘦せホルモン」と呼ばれるホルモンを多く分泌させるためには、深い眠りにつくことが必要になりますが、なかなか深く眠れないという人も多いと思います。
そんな人にお勧めするのが、
「深部体温(カラダの内部の温度)を下げる」こと。
これが下がると人間は眠気を覚え、そのまま寝つくと眠りが深くなります。
深部体温の下げ方は、約38~40度のぬるめのお風呂に10分間以上つかること。
入浴でカラダの血行が良くなると熱が体表面かr逃げていき、逆に深部体温が下がります。ただし、深部体温が下がると眠くなってしまうので、就寝1時間前までに済ませるのがいいでしょう。
休日は遅くとも10時までには起きる
寝だめの習慣は「体内時計」を狂わせます。
ダイエットのため安眠サイクルを守ることが大切です
毎日のように忙しい平日を乗り切って、ようやく週末の休日にたどり着いた人の中には、日ごろの寝不足をここぞとばかりに取り戻そうとして、寝だめをする人も多いかもしれません。
ところが、この寝だめという習慣は、ダイエットには禁物なんです。
なぜなら、寝だめをして長時間睡眠をとってしまうと、朝日をあびてから約14時間後に眠気を覚えるようになっている私たちの体内時計に狂いが生じてしまい、せっかく築いた安眠のサイクルが壊れてしまいます。
休日にいっぱい眠りたい気持ちをぐっと我慢して、できれば午前10時までには起きて、太陽の光を浴びるようにしましょう。もし、どうしても足りない場合は2度寝しても・・・。
睡眠時間のベストは40代で何時間? まとめ
睡眠時間までもがダイエットに影響しているとは考えてもみませんでした。
言われてみると、眠り過ぎたときはなぜだかカラダがブヨブヨになったようなところも感じますね。ベストな時間まではいろいろあって大変ですが、寝すぎもよくないし、短すぎる睡眠も太る原因?やはり、ベストの7時間を目指してやってみます。
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