あなたは頭痛持ちではありませんか?頭がズキズキ痛いとうまく考えがまとまらず、勉強も仕事もはかどりません。そこで日常にひそむ頭痛の原因を知って、少しでも頭痛になるリスクを減らす方法などを調べてみました。
血液ドロドロタイプの頭痛には黒砂糖
「休みがとれずに疲れがたまっている」
「いつも手足が冷えている」
といったことがあなたにありませんか?
体内を巡る血液の流れを悪くして、カラダのあちこちに痛みをあたえる原因になります。
ズキスキするような頭痛は、まさに血の巡りが悪いということです。
パソコン業務などで同じ姿勢を長時間継続している業務ではありませんか。
血行をうながすための適度な運動を習慣づけると和らぎます。
この血液ドロドロタイプの人にオススメしたい食材が『黒砂糖』です。
頭痛以外にも血行不良が原因で起こる肩こり、腹痛、冷え症の改善などには高い効果があります。
黒砂糖にはビタミン、カルシウム、リン、鉄分、たんぱく質など、他の砂糖に比べて栄養素がたくさん含まれています。
頭痛物質が食品に入ってませんか?
女子が大好きなチーズケーキやトリュフショコラのスイーツ。
これらの食品には、血圧を上昇させ、頭痛を引き起こす『チラミン』という物質が含まれています。
さらに、ポリフェノールによって美容効果が高いことで知られるワインにも『チラミン』が含まれています。
特にワインは、アルコールによって血のめぐりがよくなり、さらに頭痛を引き起こしやすくなります。
ただ、『チラミン』が入っているのはすべてがだめだということではありません。まったくたべないのではなく、体調を見ながら摂取量を調整していけば問題ありません。
疲れ目からくる頭痛にはツボを押す!
パソコンやスマートフォンを使っていると、ついまばたきも忘れて、ドライアイになってしまってます。
目の乾燥状態がつづくと、眼精疲労になり、やがて頭痛へと症状が悪化してしまいます。
目を休めるのがいちばんの対策ですが、仕事が忙しいと、そんなこといってはいられません。
そこでおすすめするのが「風池」というツボです。
風池は後頭部、首の骨を挟んで左右にあります。ここを押すだけで眼精疲労や頭痛が軽減されます。
でも、あまり長く強くツボを押さえるのは止めておきましょう。
照明をまぶしく感じたら要注意!
頭痛のなかでもやっかいなのが、ときどき起こる片頭痛です。
これはストレスや気圧の変化、さらに女性特有のPMSがきっかけで発症することが多いようですが、光が原因の場合も。
前兆としてよく挙げられるのが、光をまぶしく感じるということ。頭痛だけでなく、目まいや吐き気を伴うというケースもあります。
この場合は、やはり原因である光を遮断し、暗く静かな部屋で横になるのがいちばんの対処法といえます。
片頭痛は血管の拡張が原因のひとつとされており、傷む部分を冷やすと、収まりがはやくなります。
片頭痛がひどいときは?
片頭痛は頭蓋骨内の血管の炎症や拡張が原因と考えられてますが、現代の医学をもってしても発生するメカニズムはいまだ解明されていません。
片頭痛の患者には女性が多いということから、女性ホルモンとの関連も疑われています。
さらに片頭痛で困るのが、市販の鎮痛剤に治療作用がないこと。そのため、日常生活に支障をきたすほどの片頭痛の持ち主の人は、医師の診察を受けて自分のカラダに合った治療薬を処方してもらうのが安心ですね。
栄養素を抑えて食事の見直しを!
片頭痛の原因のひとつとされる血管の拡張は、血圧の上昇により引き起こされます。
そのため、血圧調整の作用があるマグネシウム、動脈硬化の原因となる過酸化脂質の分解作用があるビタミンBを摂取することが片頭痛の予防になります。
マグネシウムは、大豆食品(きな粉や納豆)、種実類(ゴマやアーモンド)、海藻類(あおさ、ひじき、わかめ)、いわしやしらすなどに多く含まれています。
また、ビタミンB群は、どじょう、うなぎ、豚や牛のレバー、卵などに豊富といわれます。
小腹がすいたらアーモンドを食べるなど、積極的に摂り入れましょう。
飲むだけ!ハーブティー
頭が痛むときに、薬にばかり頼るのはなぜだか不安という人におすすめするのが「西洋の漢方」です。
薬は使いたくないし、忙しいから手料理で食生活を改善するのも難しいし、そんな人におすすめなのが、職場でも気軽に飲めるハーブティーです。
アスピリンの成分であるサシリンを含有するホワイトウィローや、料理にも使われているオレガノなどが有効ですが、近年評価が高まっているのが、フィーバーフューという名のハーブです。
夏白菊という和名をもつこのハーブは、片頭痛の緩和作用が特に高いハーブと言われます。
ただし、このフィーバーフューを過剰に摂り過ぎると、胸やけや便秘といったデメリットもありますので、1日の摂取量はしっかり確認して飲料するようにしてください。
頭痛の治し方で食べ物や飲み物でも・・・まとめ
黒砂糖は深いコクを出すため隠し味として煮込み料理などで使われます。
また、魚の煮物やカレーに隠し味程度に加えると一石二鳥となります。
カルシウムは効率よく吸収できますので、頭痛持ちのあなたに最適ですよ。