最初はバランスボールに全く座れません。筋肉がいかに足りないか確かめるならバランスボールに座ってみましょう。グラグラして不安定になり、運動不足が改めて実感できると思います。会社のデスクワークはバランスボールで筋肉から脳トレまで座るだけで効果がでます。
高機能椅子よりバランスボールが効果的
デスクワークが中心の人は、まず考えるのは疲れない椅子を探してしまいます。
長時間の仕事で疲れないようにと選ぶのは、腰などに過剰な負担がかからないように設計された椅子でした。
デスクワークが毎日続く私は、できるだけ運動不足を解消するため、週に3日スポーツジムに通って筋トレ・ストレッチを予定にいれています。
ところが、最近、ジムのレッスンでバランスボールを使ったストレッチが開催され、一応興味半分で参加してみました。
何気なくバランスボールに座ってお話をしてくれているコーチですが、足を床に付けていません。
不思議に思って、いざ、自分でも床から足を浮かしてみますと、すぐに反対側の脚を着かないと転んでしまいます。
「えっ・・・」
「何が違うんでしょう?」
今までオフィスで使用して椅子は、正しい姿勢を維持するための筋肉をあまり使わずに済んでしまうため、まるで腰にコルセットをしたかのようにどんどん筋肉が衰えてしまっていたんです。
よりベ便利なもの、楽なものに慣れてしまうと筋肉は使われなくなります。ただでさえ、筋肉などを使わないデスクワーク。頭の中ではあまり筋肉を使ってないとは分かっていても、バランスボールなどに挑戦してみると、如実に運動不足・筋肉不足がわかりました。
そこで、認識を新たにしたことで、会社でもバランスボールを椅子代わりにして30分でも1時間でも座るだけで効果が得られことに。
バランスボールはゴムでできていますので、そこに座るとカラダはグラグラして不安定になってしまいます。すると、動かないように安定を保とうと、下半身や腹筋、背筋などの筋肉すべてが姿勢をできるだけ維持しようと頑張ることい。
バランスボールを使えば、座りながら筋トレしていることになりますし、不安定なからだを支えようと筋肉が動くと、小脳のはたらきが活発になるので、脳トレにもなります。
こうした効果を狙ってオフィスの椅子をバランスボールに切り替えた会社も増えてきて、もちろん、社員がバランスボールか通常の椅子かを選ぶ自由はありますけど・・・。
わたしの会社では仕事の能率が上がったとはいいませんが、腰回りの筋肉が強化され腰痛が軽減されたという人も出てきて、リーズナブルなバランスボールをいつもの椅子にして座るだけで効果が・・・。
家庭でもバランスボールで!
家のなかで座っている時間は意外とながいものです。
そして座っているのがソファだったりすると知らぬ間に下腹部が出る原因だったりします。
一般家庭ではリビングにソファがあって、そこで食事をしたり、テレビを観たり本を読んだり、休みの日にはソファでリラックスしながら過ごしている人も多いのでは・・・。
ソファに座っている様子を想像してみてください。腰が丸くソファにのめり込んでいる状態ですよね。
ソファに長い時間座って、腰が痛くなったという経験ありますよね。
普通は骨盤というのは少し前傾しているのですが、ソファに座っている時間が長く、しかも習慣化している人は、だんだん骨盤が後傾してます。すると、内臓の位置が下のほうにずれてきて、下腹部がぽこっとでるようになってしまいます。
ソファは座っていると楽で筋肉をまったく使ってません。
ソファに長く座っている人は、筋肉を意識することが大事です。
では、下腹部がでないようにするために、両方のおしりにある坐骨2点に体重を乗せるように骨盤を立てて座ります。
骨盤が正しく前傾し、背骨がまっすぐ伸びます。このような姿勢を姿勢を保つには、ソファではむずかしく、バランスボールであれば自由に微調整できるのでは。
骨盤をしっかり立てて座るだけでも腰への負担は軽くなります。
ソファに座ってはいけないとはいいません。
たしかにリラックスできるのも事実です。
それでも、1日の大半をソファで過ごすことは避けたほうがいいです。
実際にレッスンでバランスボールを使用して、年齢とともにバランスが崩れていることがはっきりとわかります。
たまたま、中学生の隣でバランスボールにのったのですが完敗でした(笑い)。
筋肉が感覚を覚えるまで練習するしかありません。
バランスボールに座るだけで効果が・・・まとめ
一緒にレッスンを受講した中学生は、バランスボールに立つことがえきました。そこまでは無理としてもバランスボールに正座くらいはできるようになりたいものです(笑い)。
慣れたらもっとできるようになれますかね?
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