「やせることができない」「炭水化物やお菓子がやめられない」「ケーキのショーウインドウを覗くとつい買ってしまう」という人の多くは、ほぼ「糖質依存症」に当てはまっていると言っていいでしょう。糖質依存症は酒やタバコと同じく中毒に匹敵します。糖質依存症の治し方はどうすれば・・・。
糖質依存症の治し方① 糖質依存症かもしれない
あなたは経験ありませんか?
食事を済ませた後なのに、何故か食事をした気にならなくて、最後に甘いケーキやアンパンを口にすると何故か満足してホッとする。
この甘い物、糖質はアルコールとよく似ているように思います。
最初の頃は、アルコールの度数はそんなに強くないのですが、だんだんアルコールを増やしていくと、以前の量では満足しなくなっていくアルコール依存症とまったく同じ症状になっています。
ケーキは普通は一人1個でだいたい満足しますが、2個も平気で食べてしまう人がいませんか?
明らかに糖質依存症でしょうね。
これでは血糖値はグングンと上がって、肥満ホルモンであるインスリンがバンバン分泌されて、やせにくい体になって当然です。
糖依存症の治し方②摂って安心な糖質は?
積極的に摂っていい糖質といったものは、冷たいいい方ですが、「ありません」。
糖質の中でも最も避けるべきは、上白糖など制度が高い「砂糖」。
もう一つは、清涼飲料水や調味料の原材料名でよく書かれている「果糖ブドウ糖液糖」といわれます。
私も今回調査するまであまり気にしていなかったのですが、「果糖ブドウ糖液糖」は別名”異性化糖”ともいわれてます。
とうもろこしでんぷんを分解加工して作られたもので、別名コーンシロップとも呼ばれます。通常のブドウ糖よりもスッキリした甘い味を出すためにブドウ糖と果糖を混合させたものです。
比較的低コストで作ることができる甘味料なので、市販の清涼飲料水や加工食品などに多く使われてます。
通常の糖質よりも吸収しやすく、血糖値も上げやすい問題アリの糖質です。
これと対照的なのが、黒糖、甜菜糖、メープルシロップ、はちみつは精製度が低くてビタミンやミネラルも入っています。これなら多少多く取っても安心?という人もいますが、甘い物は甘いし、血糖値だって確実に上がります。
かと言って身体に悪いからといきなり目の前にある糖質を取り上げてしまったら、「なんてつまらない人生なんだ」ということに・・・。
ここでかんがえなくてはいけないのは、糖質を断つのではなく、どのように付き合っていくかといことがポイントです。
まずは「糖質の摂り過ぎは身体に悪い」「自分は糖質依存症かもしれない」という自覚をもつことから考えなおすことです。
酒やタバコよりもタチが悪い「糖質依存症」。
糖質依存症の治し方③主食を抜いてお菓子を食べる
ダイエットで主食のご飯を抜いているから大丈夫。
となんとなくイメージで主食を抜いている人いますよね。
太る原因で「食事は減らせるけど、お菓子は抜けません」という人が意外といますよね。
主食をへらしているので、全体的なカロリーは低くなっているから痩せられる・・・と思っている人結構いらっしゃいます。
ダイエットで足りない栄養を補給することは最優先で、余分な栄養者できるだけ減らしていくというのが正しい考え方です。
それなのになぜ、体脂肪として蓄えていて、十分足りている糖質をさらに摂ってしまうのでしょうか。
確かにご飯は糖質です。
糖質を減らすことよりもまず、お菓子を食べる習慣を改めることが大事ですよね。
ご飯よりポテトチップスの方が軽そうとか、ドリンクは液体だから脂肪にならない・・・などと大きな間違いを犯してます。
食べ物はどんな形をしているかではなく、何でできているかのほうが重要です。
会社でも「お菓子しか食べてないのに体重がへらない・・・なぜかむくんでる」なんて言っているダイエット中の人。
その原因はおそらく糖質の摂り過ぎが原因なのではないですかね。
食事は減らしているのに、小腹がすいたらお菓子を食べるということを繰り返していると、血糖値が上昇しつづけますから、それを下げるためのインスリンが出続けて、全然ヤセない・・・ということに。
「食事は減らせるけどお菓子はやめられない」という場合は、お菓子が必要にならないくらい食事を増やして、お菓子からの糖質を減らしましょう。
主食抜きは絶対NG!
ジュースや間食を止めるのが最優先です。
糖質依存症の治し方があなたを救う!まとめ
糖質依存症って家庭の環境によっても大きく違ってきますよね。
一家が全員甘党なんていったら、もうたいへんですから・・・。
甘い物をたべると大体すぐにお腹周りの肉がつきやすいですよね。
このついた肉がなかなか消えないんですよね。
だから、なるべく食べないようにしています(笑い)。