走ることが苦手、走ることが苦しい、キツイから嫌だと感じている人は、スロージョギングという楽に走れる正しいやり方を知らないだけです。スロージョギングは笑顔が保てる、鼻歌が歌える、おしゃべりができるペースで走ります。間違えやすいスロージョギングをQ&A方式で正しいやり方を調べました。
【スロージョギング正しいやり方①】指の付け根で着地
スロージョギングでは、かかとからの着地ではなく、指の付け根で着地する「フォアフット着地」をすすめています。
【誰もがなりがち?硬くなった足首に注意!】#予防4コマ解説 #ダイエット #スロージョギング #アイデアを浮かびやすくする方法
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地面からの衝撃を最小限に抑えるやり方です。
かかと着地の場合、着地のときにかかる地面からの衝撃は体重の3倍。
これに対してフォアフット着地は3分の1程度です。
これがもっとも自然でケガをしにくい走り方です。
腰やひざを痛めるのが初心者、いきなり走り始めて故障してしまうのです。
【スロージョギング正しいやり方②】歩幅は小さく
ゆっくり走るための大事なポイントは、歩幅を小刻みに動かすことです。
歩幅を大きくとってゆっくり走ろうとすると、体がぐらぐらと左右に揺れるのがわかります。
足にかかる衝撃も大きなってしまいます。足の裏やひざを痛めやすいので危険です。
歩幅は自分が思っている以上に小さく、最初は10cmくらいの歩幅で小刻みに足を動かすことからです。
【スロージョギング正しいやり方③】飛び跳ねない
歩幅を小さくして、足がわずかに地面から離れる程度で十分です。
楽に安全に走ろうというスロージョギングの基本ですね。
【スロージョギング正しいやり方④】地面は強く蹴らない
足で地面を力強く蹴ることがはしることと思っている人は少なくありません。
地面を強く蹴るという動きは、まったく余分な動きです。
むしろ、足の筋肉に負担がかかって走っているうちにすぐに疲れてしまいます。
スロージョギングは極端に言うと、足の力に頼らず前に進んでいく走り方です。足を身体の真下に置くくらいの感覚がいいですね。
【スロージョギング正しいやり方⑤】あごを上げて姿勢をキープ
地面の反発力を上手に受けるコツは、いい姿勢を保って走ることです。
いい姿勢ですから、体幹もしっかり落ち着きますし、あごを上げて走ると、自動的に背骨がまっすぐ伸びていい姿勢が保てます。背中がピンと伸びると、骨盤が前に倒れて脚が引き上げやすくなります。そして気道が広がり、呼吸もしやすくなります。
うつむいて猫背の姿勢でトボトボ走るのではなく、まわりの景色を眺めながら余裕をもって走りを楽しんでください。
【スロージョギング正しいやり方⑥】腕ふりは自然に
スロージョギングの目的は、早く走ることではなくて、長く楽に走ることです。
力んで腕をふることで余分なエネルギーが使われてしまいます。
スロージョギングは腕ふりはあまり必要ありません。
力を抜いて身体の横に添えるだけでOKです。
【スロージョギング正しいやり方⑦】呼吸は自然に
階段を登るとき、けっこう息切れがでますが、呼吸を意識して登っている人はいませんよね。
体はよくできたもので、運動して酸素が必要になれば、自動的に必要なだけの酸素を肺に取り組むことができます。
呼吸は体がオートコントロールしてくれます。口を軽くあけてリラックスして自然にまかせてOK。
毎日走らないとダメなの?
最終的な目標は1時間のスロージョギングを週に3日。
これくらいの頻度のトレーニングで体力はしっかりついてきます。
3ヶ月程度のトレーニングでフルマラソンの完走も夢ではありません。
大切なのは毎日走るということよりも、継続することです。
多少、休みが入ってもいいですから、続けることが大事です。
どんなタイミングで走ればいい?
私の場合は朝の時間をできるだけ有効に使ってます。
出勤前に30分走ります。
残りの30分は会社でエレベーターを外して補ってます。
朝食前に、血糖値が低い状態で走ると、脂肪をエネルギーとして利用しやすい体づくりができます。
歩くより速く走ってはいけないの?
「歩くような速さで走る」というのは、あくまで運動不足気味の人が目安にするスピードです。
人によってそれぞれペースがちがっています。
走り慣れている人であれば、ランニングに相当する時速10kmが「ニコニコペース」かもしれません。
どんなスピードであれ、笑顔を保って会話ができるようなペースであれば、それがスロージョギングです。
息が切れたり心臓がドキドキするようなペースで走るということは速筋が使われて始めているということです。
スロージョギングは遅筋を使って走るジョギングです。
体力がついてきたらどんどんペースアップしていってかまいませんが、ついついペースアップしすぎて、わき腹などがいたくなったら、辛く苦しいやり方にならないようにゆっくりに切り替えてはしるようにしましょう。
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スロージョギングの正しいやり方が・・・まとめ
スロージョギングで毎日、チョコチョコと走って、走るのが楽しみとなっている人、健康と楽しみの両方をゲットできていいですね。
スピードより、記録より、大切なのは健康です。スロージョギングはそれを教えてくれました。体脂肪が減ったので減量でき、見た目もスリムに変身できました。なにより嬉しいのは、毎日が健康で過ごせることです。